fourth artisan

ラクガキ、ガラクタ、トゲトゲ、パンパカパーン!

gatan goton

 

寝室の壁掛け時計は夢と現実の境界。

 

仰向けのまんま壁を見上げたなら、

ぽっかりと浮かぶ古びた街並みが、

眠い目にぼんやり映る寸法でして。

 

 

 

ガタン、ゴトン

ガタン、ゴトン

 

トンネルの向こうから線路を響かせ、

こちらに向かって電車が走ってきた!

 

 

 

短い針が5ぴったりを指し示すとき、

ふとん駅からの出発ベルが鳴り渡る。

 

とても憂鬱な朝の始まりなのに、

なんだか幸せを感じるひととき。

 

時計に向かって挨拶するだなんて、

変とは知りつつ、でも、おはよう。

※音が鳴る機能はありません。

※すがのたかね様の作品