fourth artisan

ラクガキ、ガラクタ、トゲトゲ、パンパカパーン!

niagara

うちの洗濯機には世界三大瀑布級のすすぎ機能がついている。

私からすれば洗いのほうをせめて鳴門の渦潮ぐらいにして欲しかった感は否めないが、そこは洗濯機開発のプロ達が判断したことである。きっと、洗濯たるもの洗いよりすすぎのほうが重要なのだろう。

ちなみに、残りの2つはイグアスとヴィクトリアだ。

お恥ずかしい話、今回の記事を書くにあたり初めて分かったことであるが、どうやら3つの中でナイアガラは落差も水量も最小で、最大の落差はヴィクトリア、最大水量はイグアスとのこと。しかも、唯一世界遺産に認定されておらず、挙げ句の果てにはかなり人間の手が加えられ、水量も適切にコントロールされているらしい。

そう知ってしまうと、

なーんだ、たいしたことナイアガラ。

・・・などと思ってしまうし、

このセリフを言えた時点で満足してしまった私。

しかし、ここは乗りかかった船。

 

世界最大級のすすぎ、

かかってこいやー!

 

 

 

・・・って、

黒いTシャツが白っぽくなって出てきたとき、

え?ここまですごいの??

って、思わず勘違いしてしまったが・・・

 

 

 

もはや頭の中も真っ白だ。

 

しかし、これはナイアガラのせいでは無い。

悪いのは衣類に溶ける紙を紛れ込ませた私である。

 

世界三大瀑布なら全てすすぎ倒して欲しかったと責任転嫁しそうになりつつも、ほどけた紙の繊維が衣類全体、しかもご丁寧に裏側まで及んでいる様子を見ながら、

ほほぅ、ちゃんと水はすみずみまで行きわってるじゃないか。

・・・などと、識者ぶって冷静に判断するふりだけで精一杯。

 

これから乾燥後にコロコロを何十何百と往復させなければならない衣類の山を目の当たりにし、私の目からはナイアガラを凌駕する涙が流れ落ちてくるかの勢いである。

 

だとしても、この最大級の絶望をすすぎ切れるとは到底思えないが。